そう言って、あたしの頭をポンッと撫でた男は保健室のベッドに寝転がった。

い、意味分かんない…。

関係ないでしょ…?

あたしは疑問を残して、保健室をあとにした。



教室に行くと、今の時間は移動教室らしく教室に誰もいなかった。

あたしはカバンを持って、歩き始めた。

カバンの中には、『進路希望調査』が入ってる…。