「ごめんね。 急に驚かせちゃって」 「大丈夫」 ブルーホールで サユリさんは 機械を操作する。 「……」 「……」 「ごめんね」 「いや…だから」 「そうじゃなくって」 サユリさんは顔を上げて 困ったように微笑んだ。 「昨日、幸子ちゃんのあと ついて行っちゃったんだ」 監視されている っていうあの気配は サユリさんだったんだ。 「途中で私、 いけない事してるって 気づいて帰ったけど。 ほんとごめんね」 サユリさんは頭を下げる。 謝られた事なんて初めてだ。