朝方 電話が鳴った 「みなみおじいちゃん危篤だって」 いますぐにでも病院に行きたかった 「おじいちゃんに会いに行こうっ」 「まだ病院に行けないから急いで支度して」 お母さんの声に急いで支度する そんな時また電話が鳴った 「………わかりました 今から向かいます」 お母さんの顔色が今にも泣きそうだった 「おじいちゃん死んじゃったって」 私はその時何も言えなかった ただ病院ではなくおじいちゃんが居ないおじいちゃんちに向かっていた