ゆっくりベッドに降ろされると、昴さんは私の首筋に顔を埋めた。 「たまんねぇ………」 そう言ったかと思うと、首筋にキスを落とす。 私は初めての感覚に身体をびくつかせた。 「くすぐったい?」 そう聞きながらも止めようとはしない昴さんに、私は身をよじらせた。 すると、昴さんは私の両手首を掴んで逃げられないようにする。 私はとっさに逃げようとしたが、昴さんの力が強くてびくともしない。 「昴さん!手…離してくださいよ」 「やだ。おとなしく捕まっとけ」 そう言うと、強く首筋を吸い上げ始めた。