すると、 ノイズがなくなり、 だんだん意識がハッキリとしてきた。 『遥ちゃん…』 『なぁにぃ?』 『ボク……何があっても遥ちゃんの事、守るからね。』 幼いその男の子は、 可愛い大きめの目を見開き、真剣な表現で遥に語りかけた。 『うん。』 幼い遥は笑顔で返事をする。 『じゃあ…その証に……』 チュッ… その男の子は遥にキスをした。