「遥~~」
休み時間、遥に声をかけてきたのはサキだった。
なんだか楽しそうだ。
「ん?どした?…てか、何かイイ事でもあったの?すごく楽しそう。」
「ま~ね~☆
…ま、その事は追々話よ!…ねぇ遥っ今日の放課後用事ある?」
「ん?別にないけど…」
「そっ。じゃあちょっと話があるから、第3会議室に来てくれない?」
「第3会議室ぅ?」
第3会議室は、1階の1番端にあるあまり使われる事のない教室の事だ。
「なんでまた…今じゃダメな話なの?」
「そぉなの~。だからわざわざ放課後に聞いてもらうんじゃん~」
「そぉ…じゃあ、いーよ~。」
「うん。ありがと。じゃ、放課後ね~」
「はいはい~」
