「私のいち押しはねぇ~、1組の山中 亮太と、5組の佐藤 裕貴とぉ…」
もう全クラスの男子チェックしたのか…さすがサキ…
「あっ…あとこのクラスにもいたわっ」
「えぇ?」
「ほら、あそこの…」
「え…誰ぇ?」
サキの指差す方をたどり、
遥は驚いた。
「氷山 秋…彼も美男子ね」
ゲッ…
「あの大きい目に、高い鼻。程よい唇の厚さにあの顔の小ささ。うわっまつ毛長!!羨ましい!」
サキはマジマジと気に入ったとゆう氷山秋を観察していた。
サキってば本当に面食いなんだから…
「遥もいーと思わない?」
「私はちょっと。…だって女の子みたいじゃない。」
「そぉかなあ…」
氷山 秋の外見がいいのは認める。
でもなんだか関わりたいとは思わなかった。
