遥はその場に立ち、
達郎に背を向けた。










「おいっ?!遥っ?!」











遥は空を見上げた。










「ごめんね、秋ちゃん…



私、秋ちゃんとの約束…守れそうにないや…










先に逝く私を許してね……








パパ…ママ…




今、会いに行くよ。」












「おいっっっ!!」









遥はその場から

飛び降りたのだった。