連れて行かれそうに
なった私は1人の
男の人に助けられた。


“大丈夫”


優しい声と
優しく握られた手。


顔を見たかったはず
なのになぜか変に緊張
してずっと下を
向いていた。


そして連れて来られた
場所が、ここ。