サラリーマンのタケシは、アパートで一人暮らしをしている。そして自宅についた。

「あぁ、疲れた。」

時刻は11時を回っていた。

その時

ピンポーン…

インターホンが鳴った

「タケシ、入っていいか?」

声をかけてきたのはタケシのお父さんだった。
「いいよ。」

タケシのお父さんはいきなりビニール袋に入ったキャベツを出して台所で千切りし始めた

「タケシの体の健康考えて野菜とらないとな」
突然家に来た父になんの不信感も無く、キャベツの千切りを眺めていた…。

どれぐらい眺めただろうか。

タケシは知らず知らず寝ていた。

「あ。寝てたわ。」

どうやら電気が消えており、

父親も帰った様子だ。

タケシはすぐに夢だと思った。
時刻は11時を回っていた。

タケシの父はタケシが小さいときに交通事故で死んでいる

父が家に来るわけがない

でもリアルな夢だったなぁ。

タケシは電気をつけた。

台所には切られたキャベツが置いてあった。