俺が満足感に浸っていると、突然部屋の照明が消えた。

俺は何が起きたのかは分からなかった。

だが、無意識で部屋に隠れた。

俺は部屋の影に隠れていると、一人の男が部屋に入ってきた。


「エルフより、ダックへ。
標的が確認できない」


俺はその様子を見ながら、侵入者の様子を見た。

この手口は『G』の隠密部隊と同じだ。

部屋に入った男は俺の部屋を調べている。

俺は鞄に入った銃を取ろうとしたが、場所が悪い。

鞄は侵入者のいるリビングの隅に置いていた。

俺は武器を取ることが出来ない。

それに、同じ隠密部隊なら外にスナイパーがいるはずだ。

侵入者を倒したところで、追われるだろう。

だが、侵入者が部屋の入り口を見張りながら、リビングで俺を探しているため、倒さないかぎり、逃げ場はない。

俺は侵入者が背を向けるまで待った。

しばらくすると、男が背を向けた。

その瞬間、俺は侵入者に襲いかかった。

侵入者は気付き、銃を発砲した。だが、俺には当たらなかった。

俺は侵入者の首を持ち、首の骨を折った。
その後、身体をベランダに向け、盾にしながら、部屋に置いた鞄を持ち、入口まで向かった。

入り口に着くと、死体を置いて、その場を離れた。