太「……何で…?」



百「……」



太「聞いてたか?;;」



百「私も侑に、言いに来たの。
離婚したとしても、太一を想い続けるって。昔の私なら、“侑に会いに行こう”って、馬鹿な事を言ったと思う。
けど、太一のお陰で、私は健一と生きて行ける強さを持ってるから」



隣に居る事が不思議な位、幸せを感じた。

一緒に、並んで生きて行きたい。

太一の隣を、誰にも譲りたくない。