妻より、まだ幼なじみを選ぶつもりだろうか。



百「……そんなにレナさんが良いなら、いくらでも構ってあげれば良いよ。春仁が、私と健一を幸せにしてくれるみたいだから?どうぞご自由にッ!!」



星「百合亜っ!!」



ーーバンッ

言うだけ言って、リビングを出た。

冷静になんて、やっぱり居れなかった。

頭を抱えながら2階に上がり、寝室に入るなり、ドアに凭れながら座り込んだ。