懐かしい夢から目が覚めた。

見慣れない場所で。

…私、どうして…?



?「起きたか?」



百「春仁…?」



春「良かった。“撃たれた”って、留季吾さんから太一に連絡が来て。でもあいつ、健一が熱出して来れないんだ」



百「健一が!?…っ…た…」



…健一が、熱だなんて…。

撃たれたと聞かされながらも、心配で起き上がろうにも、お腹に激痛が走り、起きられない。