いらぬ報告。

わかってから連絡をくれたら、感謝するのに。

一生に一度、するかわからない、雅之への感謝を。



雅『それを知れるのは、お前…百合亜だけだよ』



百「え…?」



雅『所詮、俺は仲間。けど、お前は太一の奥さん。今は他人という恋人じゃなく、家族であり、夫婦なんだから。いつもの強気な百合亜で迫れよ』



百「雅之…」



雅之も、賢くなった。

大人になったんだ。

私が、励まされてるなんて。