啓「疑われた男の家に来て、お前は馬鹿か?」



百「私もそう思うよ…」



23時過ぎ、私は実家ではなく、啓太のマンションへと来てしまった。

こいつに安心感はないが、かと言って、春仁の家に行ったら、事態はややこしくなりそうで。

既にここに居る事がバレたら、離婚されそうだ。



啓「ま、ゆっくりしてけよ。俺がここで寝てやるから」



百「…どーも」



恩着せがましく言う啓太に、少しイラッとしたのは内緒。