そこで沖田の見ているところを見た。 そこには、 思い返したくない過去の傷があった――。 「また、気が向いたときに話します…」 「そうですか・・・」 ちょっと気まずい雰囲気になってしまった、と沖田は思った。 そしてちょうど梓紗は着替え終わった。 「さぁ!行きましょうか!」 ちょっと大声で沖田は言って、土方の部屋へと足を運んだのだった。