梓紗はそれを受け止めた。 (流石!沖田、隙がない、) またも技を仕掛けてくる沖田を相手にしながら 梓紗は考える。 (沖田総司の得意技は『3段付き』。気をつけないとッ!) 受けては仕掛け、受けては仕掛ける。 それが続いた。 「流石ですね、梓紗」 「そちらこそ、沖田」 そろそろ本気でいった方がいいかな? と梓紗が思ったその時。