桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐



「クッ・・・」



あたしは壁際に追い込まれていた。



その声を聴いた土方は、



ニヤリと脾肉気に口角を上げ



竹刀を振り上げた。







瞬間






「終わりです。土方さん」




土方の後ろから声が響いた。



そして、首筋にあてられている竹刀。