転校生!!






春が過ぎ、




夏が過ぎ、





秋が過ぎようとしていた



11月某日。




梓紗たち一行が通う大学の門の前に


ある人が立っていた。



「逢えるかなぁ・・・あの人たちに」



その人は、そう呟きながら校門をくぐって行った。