紗雪、何だかあたし光を取り戻してる気がする。 ありがとう。 『どういたしまして。それと、私があなたの夢の中で会えるのは最後ね。』 えっ?? 聞いてないよ!? あたしは焦った。 『会うとしたら、あなたが現代に帰るときかしら?帰るときはあたしの力も使うから。』 そう、なんだ・・・。 あたしはシュンとなってしまった。 紗雪が夢の中でも会えることが楽しみだったから。 『じゃぁ、そろそろ戻りなさい? 最後に、現代に帰るか帰らないかは 自分の意志で決めなさい!!』