「返せぇぇぇ!俺の俳句集!」





ドタドタと大きな足音を立てながら追いかけてくる。





嫌に決まってんじゃん。




でも、流石速いなぁ・・・。



よし、ここは・・・。





「平助!くれてやる!」




バサッと平助の手の中に俳句集がすっぽり収まった。





「えぇぇぇぇぇぇェェッ!!」




「へぇすけぇぇぇぇぇぇ!」




「ヒイイッィぃぃぃ!」




今度は平助が追いかけられた。




「あれぇ♪楽しそうなことやってるね!」




沖田がスキップで来た。



僕もまざろぉ~☆