「あぁ、土方の俳句集だよ?」 そのとき、3馬鹿の顔は青ざめた。 何故かというと、梓紗の後ろには鬼の形相をした 土方歳三が仁王立ちしていたからだった。 「「「あ、梓紗・・・後ろ・・・ッ!」」」 何かと思って振り向けば、 そこには、不敵な笑みを浮かべた土方が――――――! 「あぁ、豊玉さんじゃないですか、こんにちは!」 にこやかな黒笑を浮かべあいさつした。 そのとき、ビキリ、と青筋が浮かび 「水梨ぃぃぃィィィィィィッ!!!!!!!!」 土方の声が屯所内に響いた。