ビクッとして後ろを振り向くと、 笑顔の女の子がいた。 「え、あ・・・」 歌声で気が付いたんだ、と思ったのと同時にしまったと思った。 その時 「こら!勝手に近づかないの!!こっち来なさい!」 女の子の母親だろうか、 女の子の手を引っ張っている。 「え~でも・・・」 女の子は躊躇った。