ピクッと梓紗が反応した。 なんだか殺気のようなものを感じたのだ。 否な汗が頬を伝う。 「沖田、平助」 2人も気づいていたのか、コクンとうなづいた。 「敵は、25,6人てとこですか・・・」 2人はちょっと驚いた顔をした。 そこまでは2人とも把握できなかったからだった。 「いこっか。」 「うん」 「じゃぁ、あたしも。」 3人とも身構えた。