山崎が土方のところに行った後 まだ縁側に座っていた。 「ワンピースになろっかな」 そう言いながら部屋にいったん戻った。 剣道着を脱ぐときにふと視線に入った 背中の痣。 「・・・やっぱり、消えないかぁ」 その痣を撫でた。 体の痛みはない、 あるのは、 心の痛みのみ。