「だから俺が寝るって」



「わっ!」




背中を永池くんに押されてよろけながら部屋に入ってしまった。





「あっあの!永池くん!?」




振り向くとドアが“バタンッ”と閉まった。





「…本当に…いいのかなぁ?」




なんて遠慮しながらも永池くんのベッドに入った。




だって



「ふぁ〜」



眠いし…



目を瞑るとすぐに睡魔が襲ってきて



意識がなくなった。