そんな私の様子を見て
「さっきからどうしたの?
挙動不審だけど。」
愛結が不思議そうに聞いてきた
「そっそうかな?普通だよ?」
ニッコリと微笑んでごまかした
だって
“同級生の男の子と一緒に住むことになった”
なんて言えない
しかも執事って……
「……ふ〜ん。そう?」
「そうそう!気のせいだよ!!」
「やっぱり変…なんか顔赤いし風邪じゃない??」
「風邪じゃないよ!?」
「だって顔赤いよ?
熱があるんじゃない??」
「ないないなっ……?」
顔の前で右手を左右にブンブン振っていると
横から伸びてきた大きな手にその手を掴まれた
驚いて顔を向けると永池さんが私の手を掴んでいた
「なっなななんですか?」
ビックリして椅子から落ちそうになった
「来い」
「えっ?ちょっ…」
無理矢理椅子から立たされ
永池さんに手を引かれ
教室から連れ出された

