「お前、好きな奴いるの?」 「うん。でも、勇人と婚約しないといけないから」 何だよ。それ。超ラッキーじゃん。 「じゃあさ、オレと一緒にこの婚約、破談にしよーぜ」 てか、いつまで抱き着いてんだよ! すると、実和はオレの背中に顔を埋めた。 「ううん。しない。だって、勇人かっこいいから、気にった」 「おい!マジかよ…」 オレは、深いため息をついた。