次の日、朝休憩ん時に友達の坂本 美依に呼び出された。

バシッ

「ッいた!」
いきなり殴られた。
「お前、調子にノンなよ。」
えッ?
「なんのこと」
「惚けんじゃねぇよ!」
意味わかんない。
「惚けてないし!」
「じゃ、なんなんだよ。昨日のこと」
昨日?!
「高田と帰ってるの、仲間が見たんだよ!」
「何が悪いの!來は、あたしの彼氏だよ!」
だって、付き合ってんだから、帰って当然!
「はっ?高田は、昨日ウチに告ってきたんだよ!」
「ンなわけないじゃん!勘違いもほどほどにしなよ」
だって、あたしら付き合ってんだよ。
そんなことあるわけ・・・
「そんなにウチが信じられないんなら、高田に聞けよ」
いいよ!
だって來と別れてないもん・・・。
でも、なんか不安。
だけど、來に限って・・・

あたしは、2―2のクラスへ行った。
「來!」
とりあえず呼んでみる。
「なに?」
ェッ?
なんか冷たくない?
「あのさ、単刀直入にきくよ。」
「美依に告った?」
「・・・」
んなわけないよね?
「なわけ「そうだよ」
今なんて・・・?
「だから、別れよう」
えっ・・・。
「やだよ!」
「じゃあな」
來は、あたしの言葉を無視って、教室に帰っていった。
あたしは、來を追いかけなかった。
もう、ダメだと思ったカラ。
「そん・・・・なの・・・・・・・ない・・よ・・」
あたしはその場に泣き崩れた。
裏切りだ。
1番裏切られたくない人からの・・・。