「未紀だって気付いてる」 「…!」 「……まぁ、品濃はずっと一途に未紀を好きで居れば? 品濃が好きって言って 良いのは未紀が松宮と 別れた時だけ」 うちは、真剣に言った。 またここで未紀に品濃が告っちゃったらせっかく未紀は自分の気持ちが 定まったのにまた揺らいじゃう。 うちは、未紀を守りたかった。 (いや、それもあるが、未紀と松宮の関係を崩したくないっていうのもあるな...) 「分かってるよ」 品濃はそう言って、体育館に戻った。