その後、完全下校時刻 までピアノを弾きあい、ピアノについて語って……。 アドバイスももらった。 「頑張れよ、オーディション!応援してやるよ」 上からだったけど、松宮の笑顔に思わずドキッとした。 うちは、その時、松宮を好きになった。 尊敬の気持ちもあったけど、意外に可愛い所があったり優しかったり。 それからよく話すようになった。 話してくうちにどんどん好きになっていった。 オーディションはうちが受かり、伴奏者をやった。 伴奏者賞は、やはり松宮だった。