カチャ… モグモグ 食器の音と食べる音だけが響く。 「……高校でも宜しくね」 うちは沈黙に耐えられずらしくないことを言った。 「あぁ。宜しくな あ、今日広也ん家行くよな?」 「そうだったね」 「帰りの学活終わったら一組に行くからさ、 待ってて」 「うん」 食器は品濃が資料の お詫びって言って片付けに行ってくれた。 うちは先に教室に戻り、里麻のところに行った。