俺は教室を静かに出た。 トイレに入り、思わず 壁を蹴った。 「クッソ…」 苦しい。 あんなに可愛い高添なんか見たことねーよ。 有り得ない。 俺にはあんな姿は見せてくれなかった。 それくらい、高添の中で広也は大きい存在になっているって事だ。 現実を突き付けられた。 わかってるけど、やっぱ認めたくない。 いくら、広也が具合悪くても…。