よかった………私は、伶を失わずに済みそうだ。 「でも、伶なんでここに?仕事は?」 「めっちゃ頑張って早く終わらせて、すぐ新幹線乗ったら間に合った。どうしても、清佳の誕生日のうちに帰ってきたかったから。」 「伶………ありがと。凄く素敵だよ。」 「スノードロップ………清佳の花だよ。冬に咲く花。どんなに寒くても可憐に咲き続ける、清佳みたいに強い花。」 「私が強くなれるのは伶がいるからだよ?伶がいてくれないと……私は弱くて泣き虫になるって、今日知ったよ。」