「……ま、まぁまぁ!清佳には伶君がいるじゃない!」

とフォローに入るのは、私の親友、遊湖。

「遊湖……私って、魅力ない?」

先程遊湖からもらったプレゼントの袋をギュッと握り締めて、遊湖に詰め寄る。

「……は、はぁ?」

「何で伶は『結婚しよう』って言ってくれないのかなぁ?」