「なるほどな。でも何で晴樹はそんな親しげに善蔵さんだなんてよんでるんだ?」
「親しげかな?」
「なにちょっと嬉しそうな声だしてんだ。普通初めて会った女子生徒の祖父を一日どころかたった数時間で、下の名前にさん付けでは呼ばない。これ常識、OK?」
「和也から常識という言葉を聞く日が来るとは・・・」
「失礼な感動してるんじゃない。で、どうしたんだ?」
「善蔵さんに、美紅を守ってもらえないかって言われた」
「おおお・・・・」
「で、おれまさかのまさかで「はい!!」って力強く肯定を」
「晴樹、お前にそんな度胸があったなんて、俺は猛烈に感動している」
「その上・・・」
「その上?」


