紅い、月・・・ きっとそれはぞっとするほど不気味な美しさを放っていたのだろう 「ねぇ美紅、写真を撮りましょう」 「そうね、そうしましょう」 「せっかくだから、お母さんとお揃いのセーラー服で」 美月と美紅は揃いのセーラー服に身を包んだ 「おじいちゃん、シャッターを押してくれるかしら」 二人は横に並んで穏やかに微笑んだ 「お前たちは本当に良く似ているなぁ」 善蔵は感嘆した 「似ているなんてものじゃないわ」 「"同じ"なのよ」 この日撮られた写真は後、両親の写真の隣に並べられた