姉さまも自分の道をしっかり歩けていると良い
私はもう何年も姉さまを探し続けているけれど、一向に会うことは出来ていない
私の中の姉さまは高校生のあの日のまま止まっている
死んだわけじゃないのにおかしな話だけど、本当なんだから仕方ない
姉さまの元気な姿を見るまでは、私の中の後悔が消えることは一生ないし、消すつもりもない
でもいつか、そう遠くない未来に
晴樹と、和也と、絵梨花と5人で笑って会うことが出来たら
苦しかったこと嬉しかったことを「懐かしいね」って語り合うことが出来たら
そこでやっと、私の物語は終えることが出来るのだと思う
そうなる日が来ると信じて、私はまた夏を迎える


