「あ…メールしようかと思ったんだけど、忘れちゃって」
「そう…姉さま大丈夫?具合悪いの?絵梨花に何かされなかった?」
「ううん大丈夫よ。具合も悪くないし、絵梨花とは本当に世間話をしただけよ」
「よかったー」
美月は顔を上げて美紅の顔をまじまじと見た
先ほどまで焦った顔をしていた美紅は、今はほっとした表情になっていた
…きっとすごく私のことを心配してたのね
心配、してたのね
いくら絵梨花と確執があるとは言ってもそんな走ってくるほどだなんて、全く信用されていない絵梨花も可哀想だけれど
美月は絵梨花に昨晩言われたことを思い出した


