「やったぁ!!!これで私と美月はちゃんとお友達ね!」 ―ちゃんとお友達― 美月にはこの言葉を流すことはできなかった -握手を求める彼女の手を、私は二度と振り払うことはできない 「これからは仲良くしてよね!」 そうして笑った絵梨花の顔に狂気と勝気が混じっているのを絵梨花は隠そうともしなかった -私は捕まってしまった 美月は笑った お腹の底から 笑って笑って笑って 涙は完全に乾いてしまった