「病院に到着しました。善蔵さん以外の方は待合室でお待ちください」 「「分かりました」」 医者のもとに運ばれていく善蔵を見届けた 吸引マスクをつけてから苦しそうにする様子は減ったが、完全に楽になったわけじゃない 美月と美紅と祖母の3人で待合室で待っていた 始終無言であった 「水原さんのご家族の方、診察室にいらしてください」 機械的なナースの声が3人を呼んだ