「おじいちゃん!!!!」 金切り声を上げて靴を脱ぎ散らかしたのは美紅の方だった 「おじいちゃん!!!」 パーンとふすまを開けた そこには布団の中でうずくまり激しく咳き込む祖父の姿があった 「おじいちゃん!!!!」 「あぁ、…美紅か………」 そういいながらも善蔵の声は咳に阻まれる 「おじいちゃんもう何もしゃべらないで!!!」 美紅は泣きながら言った