―わたしは、変わったから ―変わったというより、受け入れてしまったから。そして、慣れてしまったから ―味方が、できてしまったから もう怖いものなんて、ない 「悪魔が幸せになっちゃいけないなんて、だれが決めたのかしら。そもそも幸せって何なんでしょうね。あなたのいうところの幸せが、私にとっての幸せになるとは限らないとは思わないの?」 「な、なんなのよいきなり」 「悪魔であることの、何がいけないのかしら?」 そういって不敵に笑った美紅は、どうしようもなく美しい悪魔のほほえみだった