私は恵まれているのだ こんなに優しい姉がいて 私を心配し、守ってくれる こんな姉、世界に二人といるかしら? だから私は、晴樹と幸せにならなければならない たとえこの優しい姉を突き落としてでも 「姉さま、ありがとう。でも私は大丈夫。幸せになるわ」 必ず 「美紅からその言葉が聞けるとは思わなかったわ。期待しているわよ」 必ず 「姉さま、朝ごはんを食べましょう」