時間を超えた想い Final

「思い出してもらうためには、なるべく毎日会いに来るとか、記憶を失う前にしていたことをもう一度やってみるとかが効果的だと思います。
あ、仕事の時間なので私はこれで。」

「ありがとうございました。」


そう言って俺と慎は一礼した。

先生は病室へと消えていった。


「毎日会いに来る、か。これならできそうだね。」

「あぁ、そうだな。一緒に来るか?」

「うん。」


絶対に美雪には俺らのこと思い出してもらうんだ。

そして、今度こそ想いを伝える―――。