デート中。 同い年くらいの恋人が道の真ん中でケンカしてた。 切ないメロディーや誰かの泣き声…耳をすませば聞こえてくる。 あたしがこうしてデートしてる間にも不幸な人は世界中に沢山いると思う。 少し前のあたしみたいに不幸にすら憧れてしまうような退屈な毎日をおくってる人もいると思う。 そんな人たち…ごめん。 ホントごめん。 今、あたし幸せ。 大袈裟だけど世界一幸せなんじゃないかなって本気で思う。 「ねぇ、万俵くん…本当にあたしでいいの?」 『う~ん…どうかな?(笑)』 彼は優しく笑った。