…す、好き…;;

私の心臓がバクバクとし、立ち上がり、走って逃げようとしたのに、雅に後ろから抱き締められてしまった。



雅「愛美は俺が好き?」



愛美「想像にお任せします;;」



言える筈がないでしょ。

私は雅を忘れようとしたんだ。

けど、わかってしまうよね。



雅「好きなんだ(笑)
愛美の体、火照ってる。恥ずかしいんだろ?」



わかってるなら言わなきゃ良いのに…。

私は「馬鹿…」と雅に告げ、空を見上げようとした。

しかし、見えたのは雅の嬉しそうな顔。

その顔を見てると、私まで笑顔になってしまった。