家に着き、父親が愛美を部屋に運び、将人が帰って来てから、両親・叔父さん・りっくん・将人・私で話し合う事になった。

絶対に傷付いた。

男の人に恐怖を覚えたと思う。



将「しばらくは俺とマギーとで出掛ける時は送迎します。他のヤツらだと嫌かも知れませんし」



夏「そうだよな」



父親は将人の案に頷き、叔父さんを見た。



夏「あいつらどうする」



雄「暗黙の部屋に入れるのは確かだな」



叔父さんはそれだけ言うと、付き人を連れて、「どんな顔か拝んで来るわ」と、家を出て行った。

母親は父親にしがみ着き、涙を堪えて居た。