私に凭れて眠る愛美。

喧嘩の出来ない愛美に恐れてた事件が起きた。

父親が3人を捕まえて来るように、将人に連絡をし、電話を切ると、愛美を見た。



夏「今日は友達と会ってたんじゃないのかよ…」



悔しさが滲み出た声に、私は“まさか…”と思い、雅先輩にメールをした。

≪会ってたけど、気付いたら居なくなってた≫

すぐに返事が着たけど、私はメールを返す気が失せて、携帯の充電を切った。

何が“恋は慎重に”よ…。

雅先輩とメールするのを止めれば良かった。

あの人と居るとろくな事がない気がする。

私は現に、元カノから彼女と勘違いされて、リンチされそうになった事がある。

もちろん、返り討ちにはしたんだけど。